マルメログ

スウェーデンでの生活、娘、酒、犬。

英語上達への道

こんにちは。

スウェーデン、マルメ在住のyoppaiです。

 

私の娘は昼寝の最中に物音がすると、ほぼ100%起きます。

しかしテレビを付けて寝かしつけると、物音がしても起きなくなるのです。

 

なので娘を寝かしつけるときはテレビを付けて寝かしつけるようにしています。

 

そんな状況なので自然とテレビの音に意識が向くのですが、聞こえてくる音声が英語のことが多々あり驚かされます。

 

スウェーデン人は母国語でスウェーデン語を話すのですが、英語も非常に達者なことで有名ですよね。

 

その理由の一つはこれだと思いました。

 

スウェーデンではテレビでアメリカ、イギリスなど英語圏の国の映画やドラマ、バラエティにドキュメントなどが吹き替えなしで放映されているのです。

 

そして英語番組にはスウェーデン語字幕が必ずついています。

英語のCMも放映されており、CMにまで字幕がついています。

 

体感でスウェーデン語番組と英語番組の比率は半々に近いのではないかというくらい英語音声の番組が放映されているのです。

 

テレビでこれだけ英語が流れていたら、そりゃ上達するよなと思いました。

英語はそれだけスウェーデン人の生活に深く根付いているのです。

 

みなさんも英語を話したいという願望は少なからずありますよね。

私もその願望を叶えるために少なからず勉強し、今ではようやく自信を持って英語を話せるというレベルに到達することができました。

 

今回は私が“話す、聞く”ことに英語を特化させた方法を書こうと思います。

 



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〈オーストラリアのビーチ〉

 

私はスウェーデンに移住してくる以前は、オーストラリアに2年間ほど滞在しておりました。

 

最初こそ苦しい思いをしたのですが、ある意識改革をしてから飛躍的に英会話能力が上がりました。

 

結論を言ってしまうと、頭の中で日本語から英語、英語から日本語に訳すことをやめました。

 

どいういうことかというと、

 

"This is a pen."

 

という文章を見た時に頭の中で

 

"これはペンです。"

 

という意味が頭の中で反射的に出てきませんでしたか?

 

この反射を全ての会話中でできればタイムラグがなく話せるのではないかと考えたんです。

 

この反射はなぜ起こるのでしょう。

 

それは、"This is ~."という文章は私達が英語を習い始めて以来いちばん使ってきた構文の一つだからです。

 

つまり覚えた英文を何度も何度も使用するうちに、頭の中で日本語と英語の訳が直結し、タイムラグなく話すことができると考えました。

 

頭の中で英語を英語で理解すればいいんです。

 

これを実践するために私はまず文章の骨組みである構文を丸暗記して、何度も何度も繰り返し使うようにしました。

 

例をだすと、

 

"clothes" という単語と "garments"という単語、どちらがすんなり頭の中で意味がでてきますか?

 

 

もちろん"clothes:服"ですよね。


"garments:服"という単語は頭の中で思い出さなくてはでてこなかったという人のほうが多かったはずです。


それはなぜなのか。

理由は簡単です。

 

"clothes:服" という単語と"garments:服"という単語では圧倒的に"clothes:服"という単語を使っている回数のほうが多いからです。

 

つまりアウトプットしている回数が多いのです。

 

アウトプットしている回数が多いほど、頭の中で英語から日本語に翻訳する必要性がなくなってきます。

 

"clothes"という単語を"clothes"という意味で捕らえているのです。

 


そして、この感覚を単語のみではなく構文にも当てはめることこそが私が実践した方法です。

 


日本語を英語に翻訳せずに、決まった言い回しを頭の中から引き出し組み合わせて会話するということです。

 

 

"私は~したい"

 

を英語で言うと

 

"I want to ~."

 

ですよね。

 

頭の中で"私は~したい"="I want to ~."と反射的に日本語と英語が直結するまで、この"I want to"の構文を使いまくるんです。

 

話せる英語をマスターするには、インプットした英文をアウトプットしまくることが重要だと私は考えています。

 

ネイティブスピーカーの人達が話している英語もよく聞くと、いつも文章の骨組みは一緒で、そこに当てはめられている単語だけが違います。

 

つまり、この骨組みさえ日本語と直結していれば、わけのわからない単語がたくさんでてきても、なんとなく相手の言わんとしていることが理解できるようになります。

 

なので、文章を丸暗記するというのは非常に有効な手段になり得ます。

 

しかし、その文章の骨組みはどこなのかということを理解していないと、単語を入れ替えて話すという作業ができません。

 

なので、暗記した文章に使われている言い回しを常に意識しながらアウトプットしまくるという作業を私は今まで続けてきました。

 

これはどの語学にも当てはまると思います。

私自身このやり方をスウェーデン語学習にも適応していますが、効果は抜群です。

スウェーデンに移住してきてから一年半余りですが、語学学校に行かずともスウェーデン語のみで生活できるくらいには上達しました。

 

覚えた一つの文章を頭の中で翻訳する必要が無くなるまでとにかく使いまくるのが鍵です。

 

その上で、接続詞、関係詞などで文章をつなげたり、文章に肉を付けていくのが基本になります。

 

今後は英語の勉強についても少し掘り下げて記事を書いていこうと思うので、興味があれば読んでください。

 



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今回はこの辺で!

Vi ses nästa gång!