マルメログ

スウェーデンでの生活、娘、酒、犬。

スウェーデン人妻に納得できないこと

こんにちは。

スウェーデン、マルメ在住のyoppaiです。

 

娘の身長が伸びてきたため、最近新しいチャイルドシートを買いました。

それ以降妻がドライブにハマり、行きたい場所を次から次へとメッセンジャーで送ってきます。

 

その要求がだんだんとエスカレートしてきて若干恐怖しています。

 

昨日は仕事が終わったあと、片道100km近く離れたAles stenarという観光地まで弾丸トリップして来ました。

 

スウェーデンの夏は夜でも明るいからできる荒業です。

 

私は運転が好きなので楽しんではいるのですが、ガソリン代がバカにならないです。

一週間前に給油したばかりなのにもうガソリンが無くなりそうでちょっとショックを受けています。

 

まあ妻も娘も楽しんでくれてるし、お金のことは何も言わずにしばらく付き合おうと思います。

 

今回の小旅行の記事も書こうと思っていますので興味があれば読んでください。

 

 

今日は妻との生活を通して私がどうしても納得いかないこと書いていこうと思います。

あくまで妻個人に対する愚痴ですので、スウェーデン人全般に当てはまるわけではありません。

 

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妻と私は違う社会、違う常識の中で生きてきたので、考え方の違いですれ違うことがあります。

 

納得させられることもありますが、私にもどうしても理解できないこともあります。

直接妻に伝えるとまた喧嘩になってしまうので、ここで愚痴を吐き出させてください。

 

 

■重い荷物を持ってあげようとしたら怒られた

 

もしあなたが男性なら、重たい荷物を妻/彼女が持ってて、自分は両手が空いている状態ならそれを持ってあげようと思いませんか?

軽い荷物やカバンなどではなくて重たい物です。

 

私は重いものは持ってあげる派の人間です。

 

ある日妻が買った重たい商品持ってあげようとしました。

そしたら

「自分の荷物くらい自分で持てる。私はあなたの子供じゃない。」

って怒られたんです。

 

日本では良かれと思ってやってきたことなので、怒られたのはビックリしました。

 

 

別の話になりますが、私の職場には定期的にかなり重たい郵便物(20kg×10個)が届きます。

 

配達員の方はいつも同じ男性の方が来ます。

私と同僚で配達員さんを手伝って郵便物を運び入れるのが恒例になっています。

 

しかしある日、別の女性配達員の方が配達に来たことがありました。

 

私達はいつものように運ぶのを手伝いに行ったのですが

「一人でできますのであなた達の助けは必要ないです。」

と手伝いを断られました。

 

普段来る男性配達員は普通に手伝わせてくれるので、こちらも面食らいました。

 

スウェーデン人女性は力持ちだなと関心させられるとともに、もしかしてこの行動はスウェーデンでは男女差別になるのかなと考えさせられました。

 

妻は重たくて一人で持てない時は助けてと言ってくるので、今では助けを求められた時以外は手伝わないようにしています。

 

だけど怒らなくてもよかったじゃん!と未だに未練を持っています。

 

 

 

■人種差別の判断基準が全然違う

 

最近世界全体が差別に敏感になっていますよね。

 

特に私の住むマルメは全人種が住んでいるのではないかと思うくらい移民が多いので、差別と捉えられるような発言はしないよう極力気をつけながら生活しています。

 

しかし、妻との会話中に悪意なく発言した私の言葉で差別するなと言われたことがあります。

今でも忘れられない会話が2つあります。

 

 

会話1)

私「私たちの子供はハーフだね。」

妻「ハーフじゃなくて私達と同じ人間よ!差別しないで!」

私「…(めんどくせえなこいつ。)」

 

妻曰く私たちの子供は人間らしいです。

 

 

会話2)

私「今の人のアフロヘアー、ありえないくらい大きくなかった!?」

妻「アフロって。。。髪質のことで差別したらかわいそうよ。」

私「…(会話にならねえ。)」

 

アフロって言っちゃいけないらしいです。

なんて呼べばいいのかは忘れました。

 

 

こんな感じで、差別と捉えられる境界線が違いすぎて、時々イラッとします。

 

私は差別はもちろん良くないと考えていますが、このように過剰反応することはもっと良くないと考えています。

 

このような風潮が差別をより助長しているように感じてしまうのです。

 

妻には、悪意を込めて言ってないし、日本語にはこれ以外呼び方はないので、私の発言を差別という妻の発言が日本語差別だ。と伝えておきました。

 

もちろん喧嘩になりました。

 

またいつどの言葉で誰に差別と言われるか分からないので人と話すのが面倒くさくなってきますね。

 

 

■食洗機に頼りすぎ

 

妻は食器の手洗いはとにかくしたくないみたいです。家の他の場所は手で掃除するのに、食器だけは絶対に手で洗いません。

 

なので食洗機を使用中に使用した食器はシンクに放置。そんなのスポンジで洗えば一分くらいで終わるよって量の洗い物もぜーったいに洗いません。

 

洗うよう促しても、柄がついたブラシで適当に擦るだけで終わりです。

 

確かにスウェーデンは食洗機が発達してて、どの家庭にも必ず食洗機がついてます。

しかし、食洗機が使用中にでた少量の食器くらい自分でちゃんと洗ってほしいです。

 

まあ私は私でよくくつ下を脱ぎ捨てて放置して文句を言われるのでおあいこということにしておきます。

 

 

■はるか先の予定まで立てたがる

 

これは私がスウェーデンに移住してきてから薄々感じはじめたことなのですが、妻だけに限らず、スウェーデン人は予定を立てるのが大好き。特に週末の予定。

 

予定通りに動かないと死んでしまう病気か!ってくらい予定を詰めまくるので、死ぬまでの予定が埋まってしまいそうな勢いです。

 

このせいで、後から優先度の高い予定が入ってしまった場合断りの連絡をして謝ったり、面倒な思いを何度もしています。

 

妻も例に漏れず予定を立てるのが大好きで、常に何かしら予定を抱えています。

 

私はその日の気分でどこか行きたいところに行ったりもしたいのですが、なかなかそういうことができません。

 

今は育児休暇中なので、月曜日火曜日は割と自由に動けるのですが、土日の予定は1ヶ月後まで埋まってしまっています。

 

これは私のスウェーデン人の友人たちも同じで、はるか先の予定まで決まってしまっていてなかなか会う予定が立てられなかったりします。

 

予定を立てるのはいいことですが、毎週毎週誰とどこで何をするのか決まってしまっていると、だんだんつまらなく感じてきてしまいます。

 

なので私は伝家の宝刀「行けたら行く」を多用するようになりました。

 

何もない週末を作って楽しんでもいいんじゃないかなーと思います。

 

 

 

ここまで読んでくださってありがとうございます。

 

ずっと悶々としていた気持ちを全て吐き出しました。スッキリです。

 

文句ばかりつらつらと書き綴りましたが、結婚以前から妻と私には常識や価値観の差があるのは分かっていました。

 

私たちはその差が少し大きいだけで、基本はほかのご夫婦と大差ないと思います。

 

妻は私の考えに納得できない時は彼女の考えを伝えてきます。しかし、私の考えを全否定することは絶対にしません。

 

妻のスウェーデン人的観点からの考えを聞き、確かになと思う事も多々あります。

 

どちらかの考えに矯正するのではなく、お互いがどう考えているのか理解し尊重し合いながら今後とも家族3人+1匹で仲良くやっていこうと思います。

 

 

下の写真は私たちの娘の人間です。


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では今日はこの辺で!

Vi ses nästa gång!