マルメログ

スウェーデンでの生活、娘、酒、犬。

【観光地紹介】スウェーデン最南端の地『Smygehuk』

こんにちは。

スウェーデン、マルメ在住のyoppaiです。

 

今回は小旅行記第一弾と称して、スウェーデン最南端の地『Smygehuk』の紹介です。

 

 

 名称 Sveriges sydligaste udde
 住所 231 78 Smygehamn
 営業時間・開場時間 24時間
 利用料金や入場料 無料

 

私はドライバーのため、道中の写真は一切ございません。

 

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<最南端の地の座標が書いてあります>

 

Smygehukはマルメから車で1時間弱のトレレボリ(Trelleborg)という町にあります。

 

私が行った日はラッシュアワーと重なってしまい渋滞していたため、到着まで一時間以上かかりました。

 

 

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<海沿いの駐車場にて>

 

到着!

奥に海が見えていますね。

 

もうほぼスウェーデン最南端です。

 

個々の駐車場にはキャンプサイトも併設されており、キャンピングカーやキャラバンなどで滞在している人たちも大勢いました。

 

ここから海側に抜けていきます。

 

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<アーティスティックな集音器>

 

駐車場から海側に抜けると、潮の匂いと海藻の匂いが強くなりました。

 

海沿いにあるこの不思議な物体はなんと集音器。

細いほうの穴に耳を当てると、波の音を間近で聞くことができます。

 

私はこの穴から海の方を見ると何か見えるのかと思い覗いていました。

すると近くにいたおじさんが私のほうに来て、それは耳を当てる物だよと正しい使い方を教えてくださいました。

少し恥ずかしかったです。

 

実際に耳を当ててみると、予想以上に鮮明に波の音が聞こえて驚きました。

 

 

 

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<集音器の間違った使い方の例>

 

集音器の裏手には、砲台の跡地のような石造りの建造物が建っています。

今度はそちらのほうに向かってみます。

 

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<謎の建造物>

 

何なのかさっぱりわかりませんよね。

私は大きなピザを焼くための窯かなと思っていました。

 

近くにこの建造物の説明があったので読んでみると、これは灯台の跡地だそうです。

こんなところにピザ用の窯なんて作るわけないじゃんと妻に突っ込まれて少しへこみました。

 

そして驚くべきはこの建造物が建てられた時期。

なんと1800年前~紀元前5世紀の間に作られた代物だそうです。

 

古代の人々の技術力にも驚きですし、風化もせずに2000年近くここに立っていることにも驚かされました。

 

この灯台からさらに右手側に進むと、海沿いに何やら開けた場所が見てきました。

そちらまで進んでみます。

 

 

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<最南端の地>

 

灯台から海沿いを歩いてゆくと、このような標識があります。

これがスウェーデン最南端の地の目印になります。

 

標識に近づいて何が書いてあるか見てみると。。。 

 

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<パリまで1041㎞、ロンドンまで991㎞>

 

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<ストックホルムまで510㎞、三国ケルンまで1572㎞>

 

標識には各国の主要都市までの距離が書かれていました。

 

距離の単位が全部数百キロ単位で、とても面白いですね。

 ここでしか撮ることのできない、写真映えする標識です。

 

 

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<海を眺める娘と妻>

 

初めて見る海に、娘も興味津々でした。

 

しばらく周辺をうろうろしていていたので、のどが渇いてきました。

 

標識の建っている広場から後ろの方向にカフェが見えたので、そこでフィーカをすることにしました。

 

 

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<カフェの看板>

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<ケーキのショーケース>

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<マルチタスキング=複数のことを同時にメチャクチャにするという芸術>

 

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<カフェの中から>

 

カフェは小ぢんまりしていますが、オープンテラスのスペースがとても大きく、天気がいい日は絶対に外でお茶をすることをお勧めします。

 

観光地ということもあり、この日も大勢のお客さんで賑わっておりました。

 

カフェには、所々にアーティスティックな小物が散りばめられておりすごくおしゃれです。

 

この日は若干雲があったものの晴れており、温かかったので私たちも外の席に座りました。

 

 

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<外の席から撮った写真>

 

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<エルダーベリーのソーダとアイスラテ>

 

私はアイスラテとエルダーベリーのソーダを注文しました。

スウェーデンではよく飲まれている果実のソーダです。

日本では馴染みのない果物ですよね。

 

味は酸味が強く甘さが控えめで、目が覚めるような味がします。

おそらくこのソーダにはミントも入っており、酸味に交じって鼻に抜けるさわやかさが特徴的なジュースでした。

 

少し話がそれますが、写真左の丸い容器は噛みタバコです。

スウェーデンでは一般的なタバコの一種になります。

 

下の写真のような小さなパッケージが中に入っております。パッケージの中身はタバコの草です。

それを歯茎と唇の間に挟み使用することで、粘膜からニコチンが吸収され満足感を得ることができます。



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<通称スヌース。中身はこんな感じ。>

 

 

私は喫煙者だったのですが、スウェーデンに移住してきてからこちらの噛みタバコを使用するようになりました。

 

これですと煙の嫌な臭いもしませんし、場所を選ばずに使用することができます。

さらに普通のタバコの半額の値段です。

 

喫煙者の方はスウェーデンに来た際にぜひ一度おためしください。

 

 

話を戻します。

 

フィーカの後、時間もそろそろ遅くなってきたので車に戻ることにしました。

駐車場にはお土産屋さんが併設されています。

 

最後にこのお店に立ち寄って帰ることにしました。

 

お土産屋さんでは、かわいらしい小物を中心にいろいろな雑貨が売られています。

内装は木の温かみが感じられる開放的な作りになっており、とてもおしゃれです。

 

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<店内の様子>

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<ポップなガラスの置物>

 

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<潮風でさびたキャリーカー>

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<店内から眺める海>

 

私たちは、パンを乗せるための木でできたプレートを思い出の品として購入しました。

 


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<お土産のプレート>

 

木目が組み合わさってとてもかわいらしい模様のプレートです。

 

スウェーデンの雑貨はどれもオシャレで見ていて飽きません。

特にこのような小さなお店で気に入った品に出会うと、嬉しくなりますよね。

 

 

ここまで読んでくださってありがとうございます。

 

今回の小旅行で私が感じたことは、最南端の地ということもあり大勢の観光客で賑わっておりますが、ものすごく感動させられるスポットはありません。

 

マルメの中心地から車で1時間近くかけて最終目的地として訪れる価値はないと思います。

 

マルメからSmygehuk続く道の先には、ほかにも多くの観光スポットがあります。

そちらに向かう道中に訪れるくらいがちょうどいいと思います。

 

 

ということで、私のSmygehukオススメ度

 

 

星3です!☆☆☆★★

 

もしSmygehukを訪れたいという方は、マルメ駅からバスを乗り継いで行くことも可能です。

 

 

Smygehukまでの行き方は以下の通りです。

 

 Malmö CentralstationからTrelleborg C行きのバス(146番)に乗る

 Trelleborg CからYstad station行きのバス(190番)に乗る

 Smygehuk hamnenから徒歩3分

 Sveriges sydligaste udde

 

 

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では今日はこの辺で!

 

Vi ses nästa gång!